町役場職員紹介



 職員紹介の前に・・・
 これらの話はすべてフィクションです。現実と架空の世界をうまく切り分けてこの世界を楽しんでください。

◯たまたか町って何?
 たまたか町は、宇宙のとある星からやってきた宇宙人たちによって、群馬県太田市につくられた町です。地球を調査するためには、長期間滞在する必要があるため、調査団の居住区として作られました。

◯たまたか町は太田市のどこにあるの?
 極秘事項です。それを言ったらこの世から消されちゃうかもしれないので、答えられません。

◯なぜ群馬県太田市に作られたの?
 どこを調査しようか決める時、地球儀を回転させて、ダーツを投げて刺さったところが、たまたま日本の群馬県の太田市だったそうです。地球には、何箇所かそうしてできた「町」があるとかないとか・・・。

◯まちのあちこちに、つる草があるのはなぜ?
 太田市の名物であるヤマトイモの葉っぱや、紅こだまスイカの葉っぱの形を模して作られた情報収集装置です。これが太田市のあちこちに、仕掛けられていているのです。

◯何で宇宙人がネコやクマやイヌやウサギなの?
 それぞれが何を祖にして進化したか、によります。


 

★のりすけ
 たまたか町役場の情報収集活動を円滑に行うため、特別に招かれた「たまたか町情報収集計画」の顧問。情報収集活動助言のため、また、町のあちこちに張り巡らされた情報収集装置「つるくさ」のメンテナンスのため、町役場にちょくちょく顔を出す。
 仕事とはいうものの、どんな時でも町の散策、新しい発見を楽しむ心を忘れない。面倒見がよく、職人気質・・・というと、親方のように聞こえるが、見た目は愛らしく小柄
 山椒は小粒でもぴりりとからい。  



 

★ふがく
 剛毛新聞の記者。カゲ吉から「たまたか町で先進的な都会生活を送っているよ」と手紙を受け取り、記事を書くため町にやってきた。しかし、いざ来てみたら、実際は未開の地で、取り上げられるネタが何もないことに愕然とした。
 すっかりだまされた上に、町役場から「町をつくる手伝いをして欲しいんですけど」と、ずうずうしいことこの上ないお願いをされ、断りきれず広報課長を務めることになった。
 ゲームの作成をクリエイターに依頼したり、動画やポエムを作成したりと、本職から離れた創作活動も行う「行動する記者」。また、剛毛新聞社内の裏組織「酒乱の会」創設メンバーでもある。  



★エン
 たまたか町考古学研究所の研究員。群馬県太田市の歴史について調査・研究し、その結果をまとめ公表する仕事をしている。
 「エンちゃんのもつ知識で、歴史資料館が一つできるかもしれない」と、巷での噂をききつけた調査団に、無理やり群馬県太田市に連れてこられ、計画に参加させられる。考古学研究所を丸投げのような形で任されているが、着実に淡々と仕事をこなしている。
 遺跡巡りでの案内役もつとめられる。  



★イチ
 たまたか町商業課所属。群馬県太田市の魅力的なお店について、調べている。
 個性的なお店を探したり、情報を収集するだけでなく、お店同士のコラボ企画を思くこともある。
 「太田市の、おいしいパン屋さんと、おいしい肉屋さんのハムで、美味しいサンドイッチを作る」のが夢。
 根は優しいが、ものすごい力持ちで動きもすばやい。バスケットボールが大好き。
 バスケで鍛えた無尽蔵の体力を持つ。  



★アイ
 たまたか町役場秘書担当。たまたか町情報収集計画の開始時、調査団からの誘いに「私、何もしない秘書をやりたい」と言い切り、秘書として採用されることが決定した。
 「何もしない」とはいいつつ、歓送迎会などの、宴会でのアドリブ司会や、新人インタビューでは、数々の伝説を残している。
 交渉ごと、話し合いも、いつの間にか彼女の手のひらで、じょう〜ずに転がされて、まとまってしまうことも多い。謎を秘めた女性。
  太田市の歴史的英雄、新田義貞を愛する。  



★マユ
 企画課係長兼監査事務局係長兼子育て課所属。兼任の多さがたまたか町の人手不足を表しているが、まあ、要はそれだけマユさんが有能であるということで・・・。
 見た目はかわいらしいが、現場をまとめる統率力があり、度胸もすわっているため何かと頼られている。
 呼吸法や生姜など、巷で流行りの健康法をいち早く取り入れるため、一緒にいるだけで健康な気分になれる人も少なくない。
 仕事も、2人の子育てもこなす、パワフルママ。
 



★はづ
 広報課兼観光課兼町民課所属。宴会部長という肩書きももっている。取材に出かける時には、素早く周囲の状況を判断し、必要な情報を手際よく収集する。
 メンバーの試合を応援するため、応援グッズを製作したり、遊びに行く時にはお菓子の詰め合わせを作ってくるなど、非常にマメな性格。また、穏やかな性格で聞き上手なため、メンバーの相談にのったりと、何かと頼られやすい。たまに無理をしすぎて体調を崩してしまいがちなのだが、そんな健気なところもふくめて他メンバーからどうしようもないほど愛されている。
 



 

★正
 総務課庶務担当。調査団からの誘いに、「やる気ないけど、庶務担当でいい?」と返答。その場で採用が決定した。たまたか町では、日常の俗世から離れるかのごとく、茶道などの和文化習得に励んでおり、知識の深さと所作の美しさに憧れる若者たちも多い。その情報量と人脈を生かして、町の開拓に大いに貢献しているため、「やる気がない」とかぬかしても誰も逆う者はいない。このようにあまりガツガツしていなくとも、やるべき仕事はなんだかんだでテキパキとこなしている。ちなみに学生時代、考古学ゼミでエンの先輩であった。  



★カゲ吉
 まちがって地球調査団の宇宙船に乗り込んでしまい、群馬県太田市の「たまたか町」に迷い込んできた。元の星に戻そうにも、輸送費が高すぎてもったいないので、しかたなく町役場職員として働かされることになった。所属は「町民課」。
 宇宙船の中であやまって冷凍睡眠装置の中に入ってしまい、冷凍状態で発見された時、無理やり起こされた影響で、寝言のような発言や突拍子もない行動が目立つ。しかし、同僚たちは、冷凍睡眠のせいではなく元が天然であることに気づき始めている。首に巻いているのは手ぬぐい。
 のん気なわりに短気。



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